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古谷彰子愛国学園短期大学 家政学部准教授

早稲田大学大学院卒。早稲田大学時間栄養学研究所招聘研究員、愛国学園短期大学准教授、アスリートフードマイスター認定講師。「食べる時間を変えれば健康になる 時間栄養学入門」「時間栄養学が明らかにした『食べ方』の法則」(ともにディスカヴァー・トゥエンティワン)などがある。

伝統的な日本食の秘密…味噌汁とごはんで体内時計を整える

公開日: 更新日:

 これは、インスリンの分泌が肝臓の時計を整える鍵を握っているためと考えられているからです。

 もうひとつは、温かさです。

 朝、冷たいものをいきなり食べると、体は驚いて反応が鈍くなりがちです。

 温かい汁物は胃腸をやさしく目覚めさせ、深部体温の上昇を助けます。

 体温のリズムも体内時計の重要な指標であり、朝の体温上昇は体に「活動時間が始まる」と伝える合図になります。実際、6日間朝食を抜いた研究では、核心体温のリズムが後ろにずれたことが報告されています。

 健康な人に特別な食材や高価なサプリメントは必要ありません。カーテンを開けて朝日を入れ、温かい味噌汁とごはん、そこに卵や納豆や魚を少し添える──このなにげない朝の風景こそが、体内時計を整える最も実践的な処方箋かもしれませんね。

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