著者のコラム一覧
永田宏長浜バイオ大学元教授、医事評論家

筑波大理工学研究科修士課程修了。オリンパス光学工業、KDDI研究所、タケダライフサイエンスリサーチセンター客員研究員、鈴鹿医療科学大学医用工学部教授を歴任。オープンデータを利用して、医療介護政策の分析や、医療資源の分布等に関する研究、国民の消費動向からみた健康と疾病予防の解析などを行っている。「血液型 で分かるなりやすい病気なりにくい病気」など著書多数。

(1)脳梗塞や心筋梗塞になりやすい血液型は…A型はO型より2倍のリスク

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 また、腿のつけ根の太い静脈も血栓ができやすい部位です。そのまま静脈を塞げば深部静脈血栓症と呼ばれる、脚が紫色に腫れて強い痛みを伴う症状が出ます。また心臓を経由して肺に流れ込めば、肺塞栓症(エコノミークラス症候群)になり、命の危険にさらされます。

 A型の人は、年に1~2回は心電図検査を受け、心房細動などの不整脈がないかチェックするといいでしょう。また適度に運動する、水分を十分に取るなども、血栓を防ぐ効果があります。B型やAB型は、A型ほどではないですがO型よりはリスクが高いので、安心せずに対策を心がけるべきです。

 ただし、O型が安心というわけではありません。あくまでも他の血液型と比べれば、リスクが低いというだけです。しかもO型は出血が止まりにくいため、ケガで失血死するリスクが、他の血液型よりも高くなっています。

 まずは自分の血液型を確認し、自分なりの対策を講じることが大切です。=つづく

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