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1982年発売「チーズ鱈」 開発当初は「チーズイカ」だった

 チーズを鱈のすり身で挟んだ「チーズ鱈」はなとりの看板商品である。発売以来ずっと販売好調で、まさに勝ち組。特にここ10年は購買層も広がり、売り上げ拡大基調が続いている。

 始まりは80年代、食の洋食化が進んできたころ。「和にとらわれず、食の多様化に対応した新しい商品づくりをしたい」との思いから、「和洋折衷のおつまみ」の開発に着手。西洋の素材として選んだのは「チーズ」であり、和の素材として着目したのが「鱈」だった。

 といっても、この決定は最終的な着地点。和の素材として、まず検討したのは「イカ」。当時、おつまみといえばイカが主流であり、なとりもイカ製品を主力としていた。ところが、チーズを常温流通に耐えられるようにする技術はクリアできたものの、それにより今度はイカが変色するという課題が発覚。開発を断念した。そして新たな素材探しの結果、鱈にたどり着く。

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