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昭文社「山と高原地図」に隠された数々の裏ワザ

「MAPPLE」「ことりっぷ」など地図・ガイドブックを約830点出版。地図といえば、昭文社だ。地図編集課の中島辰哉さん(38)は、民間の発行としては唯一の山地図「山と高原地図」の編集担当者。入社以来11年間、これ一筋のベテランだ。

「以前は食品会社で働いていたんですが、大好きな山の魅力をアピールする仕事をしたくて、転職しました」

 今年50周年を迎えた「山と高原地図」には、目に見えない裏ワザが多数織り込まれている。たとえば……、

「まずは緻密な実地調査です。全59冊、都合1500余りの山のルートを紹介していますが、山道は雨で崩れたり、閉鎖されたりしがちなので、最低でも数年に1度、百名山レベルなら1年に1度は、調査員が実際に歩いてチェックします。調査した情報を原稿としてまとめるのは秋ぐらいなのですが、その頃に大きな台風が来ると、土砂崩れで道が閉鎖されたりしないか、ヒヤヒヤしますね」

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