【リコー】昔モーレツ、今アフター5が充実

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 1936年に理化学研究所が開発した「理研陽画感光紙」の製造、販売を目的として設立された同社。母屋は揺れているが、長年、「販売のリコー」と呼ばれるほど営業力が強いといわれてきた。

 営業部門で管理職を務めるAさん(50)は、「10年ほど前まで残業代は付け放題でした。200時間という月もあり、年間で数百万円はもらっていましたね。ほぼ毎日、客先に出向き、目を光らせて他社が入り込まないようにしていましたから。ただ、リーマン・ショック以降は賞与も渋くなり、今では800万円弱くらいです。係長までは残業が付けられますが、管理職になると100万円くらい下がっちゃいますね」と話す。

 社宅や契約保養施設もあり、カフェテリアプラン(年12万円分)を使えば社食が半額で食べられるという。

 Aさんは「飲み会も盛んで、職場はのんびりしています。ただ、上の言うことは絶対なので、ヒラメ君が多いですね。海底でじっと動かず、目だけギョロッとしているという意味です」とも話す。

 同社は、4月以降、午後8時から翌日午前8時までの勤務を「原則として禁止」する新たな勤務制度を導入。どうしても残業する場合は、事前申請が必要だ。これにより、勤務時間は大幅に短縮され、喜んでいる社員も多いという。

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