【ろうきん】賃金格差はないが出世ハードルは高い

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「金融機関でも、大手銀行に比べると給料は低いですが、潰れる心配はありませんし、安定しているのが魅力です。忙しい時期を除けば、残業もそれほどありません」

 こう語るのは、Mさん(36)だ。

 ろうきんとは、勤労者を対象とする労働組合や生活協同組合が共同で組織する非営利の金融機関。預金やローンなど各種サービスの提供は一般の金融機関と変わらないが、資金の運用は住宅・結婚・教育などの貸し付けに限定される。全国に13の拠点がある。

 Mさんの基本給は約40万円。これに妻の1万3000円、子供1人につき7000円の家族手当がついて、月給は42万円。ボーナスは夏冬合計で約180万円。年収は約690万円だ。30代半ばで、1000万円近いメガバンクには及ばないが、大手製造業とは肩を並べる。
「地銀と同じ水準です。労働組合の組織ということもあって、賃金体系は年功序列。役職で違いますが、高卒・大卒で賃金差もありません」

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