全国に30人 臨終までプロデュースする「看取り士」とは?

公開日: 更新日:

「まだ死にたくないのです。人一倍、健康を気遣ってきたつもりなのに……」

 がんで余命告知された男性が、自宅のベッドの上でこうつぶやく。その傍らで、やさしくうなずくのが、看取り士で「なごみの里」(岡山市)代表の柴田久美子さん(61=吉備国際大短期大学部非常勤講師)だ。

 看取り士とは、余命宣告から臨終までをお世話する終末期介護の新たな職業。人の〈死〉という最期の晴れ舞台のプロデュース業である。

「がんなどで余命宣告された人で、納得して死んでいかれるのは1割ほど。ほとんどの人が怒りをぶつけます。しかし、回復の見込みがない以上、思い通りの旅立ちをしてもらいたい。それをサポートするのが、我々の仕事です。誤解してほしくないのは、これは一切宗教と関係ないということ。お世話中も宗教的な話はしません」(柴田さん)

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

最新のライフ記事

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    「ドトールのコーヒーはスタバよりも安い」は本当か?

  2. 2

    “バブリーダンス”伊原六花 「なつぞら」東京編の起爆剤に

  3. 3

    所属議員も鼻白む 自民党“ネトウヨ冊子”配布で参院選対策

  4. 4

    「嫌いな女」10位に広瀬すず “炎上発言”とゴリ押しアダか

  5. 5

    大戦中に恋に落ちて…元米軍兵士と仏女性が75年ぶりに再会

  6. 6

    フジ月9出演も決定 「なつぞら」母親対決は山口智子に軍配

  7. 7

    向こう見ずな首相のイラン訪問 取り返しのつかない大失敗

  8. 8

    全米爆笑!バスに乗り遅れ学校サボった男の子の“弁明書”

  9. 9

    レアル入りタイミング最悪…久保建英が南米DF陣に狙われる

  10. 10

    イージスアショア秋田配備 津波リスク隠蔽発覚で地元激怒

もっと見る

編集部オススメ

  1. {{ $index+1 }}

    {{ pickup.Article.title_short }}

もっと見る