全国に30人 臨終までプロデュースする「看取り士」とは?

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「まだ死にたくないのです。人一倍、健康を気遣ってきたつもりなのに……」

 がんで余命告知された男性が、自宅のベッドの上でこうつぶやく。その傍らで、やさしくうなずくのが、看取り士で「なごみの里」(岡山市)代表の柴田久美子さん(61=吉備国際大短期大学部非常勤講師)だ。

 看取り士とは、余命宣告から臨終までをお世話する終末期介護の新たな職業。人の〈死〉という最期の晴れ舞台のプロデュース業である。

「がんなどで余命宣告された人で、納得して死んでいかれるのは1割ほど。ほとんどの人が怒りをぶつけます。しかし、回復の見込みがない以上、思い通りの旅立ちをしてもらいたい。それをサポートするのが、我々の仕事です。誤解してほしくないのは、これは一切宗教と関係ないということ。お世話中も宗教的な話はしません」(柴田さん)

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