専門家が警鐘 デング熱で次に危ないスポットは「ゴルフ場」

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「今年の夏は、蚊が少ない」と情報番組やネットで話題になった直後、ヒトスジシマカがデングウイルスを媒介するデング熱が、猛威を振るいはじめた。感染者は116人に上る。その“震源地”は東京・代々木公園で、周辺の明治神宮や新宿御苑に飛び火している。

 実は、街中から蚊が消えたことと、ウイルスを保有した蚊が公園などの緑地帯で捕獲されたことは、密接な関係がある。ヒトスジシマカが活発に活動する気温は25度。35度以上だと、死ぬ可能性があるため、30度を超えると、直射日光が当たる市街地から“避暑地”の公園などに逃げるというのだ。そこで、次の“危険スポット”としてマークされているのが、ゴルフ場である。

 熱帯の感染症に詳しい東京医科歯科大名誉教授・藤田紘一郎氏が言う。

「私が40年来、研究で訪れているインドネシアやフィリピンなど東南アジアの熱帯エリアでは、デング熱が流行するとき、必ずゴルフ場が含まれています。ゴルフ場には、池があり、雨が降れば林に水たまりができる。蚊が発生しやすいのです。フェアウエーの気温は30度を超えていても、林の中は20度台後半でひんやり。そこにボールを打ち込んで、ボールを捜しているうちに何カ所も蚊に刺され、デング熱に感染するのです」

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