話し始めると止まらない<京急蒲田>

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「カレーは飲み物」と言ったタレントがいたが、私にとっては「餃子が飲み物」だ。

 新たな店を開拓したいと友人に話したら、待ち合わせ場所として京急蒲田を指定された。「餃子の名店がいくつかある蒲田でもいいんだけど、今回の店は京急蒲田の方が近いから」と。

 蒲田は時々仕事で行くが、京急蒲田は数えるほどしか降りたことがない。待ち合わせ時間より早く行って散策することにした。

「こんなに駅が大きかったっけ?」というのが、最初の感想。ほんの少し前に、京急蒲田駅の高架化が完成されたのだとか。しかし、駅の立派さの割に、駅前は、かつての数少ない記憶のまま。つまり、蒲田駅と比べて、ひっそりとした雰囲気。

 京急蒲田が地元の友人によれば、「この辺りにはそっけない人が多い。でも、本当は人を構うのが好き。話し始めると止まらない」。別の友人は「青山や表参道などとはある意味、真逆の町。居心地がとてもいい。友人の大半は、同級生や同級生のお兄ちゃん、妹と結婚して、地元から離れていない」。これまた別の友人は「信号は、車が通っていなければ、基本赤でも渡る。それが、京急蒲田人」。みんな40代半ば。ほかの世代から見たら、また違った感想なのだろうが……。

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