“飛ばせた人が勝ち”だった 「黒ひげ危機一発」開発秘話

公開日:  更新日:

 人の集まる時期。パーティーゲームの定番といえば、タカラトミーの「黒ひげ危機一発」シリーズだ。タルに剣を刺すと黒ひげの海賊が飛び出すアクションゲームは、1975年の発売以来、幅広い世代に大人気。累計出荷数は全世界で1200万個を超える。

 誰が「黒ひげくん」を跳ばすか。“ハラハラドキドキ”のおもしろさが、黒ひげ危機一発の最大のウリだ。開発の段階では、あまりの単純さに賛否両論あったというが、むしろその明快さがうけて75年の発売と同時に大反響。翌76年には、あるテレビ番組で使われたことから認知が広がり、一躍ヒット商品となった。

 飛び出したら負けがルール。だが、もともとは「タルの中で縛られている黒ひげの縄を短剣で切って助け出す」という設定のもと、「飛び出させた人が勝ち」となる遊びだった。それが前出のテレビ番組で罰ゲーム的に使われたのをきっかけに、いつしか「跳んだら負け」が定着し、任意の時期を経て、95年から正式にルール設定。要するに、ユーザーの遊び方にメーカーが寄り添ったかたち。この柔軟さも人気の理由といえる。

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

最新のライフ記事

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    「誰のおかげで飯食ってんだよ」同年代アイドルの怒声に…

  2. 2

    CM中止で加速…NGT48イジメの構図と暴行事件の“犯人”探し

  3. 3

    前のめり安倍首相に露が食わす「条文作成」の毒まんじゅう

  4. 4

    仏捜査のJOC会長の長男 竹田恒泰氏“父擁護”のトンデモ発言

  5. 5

    引退の稀勢の里を支える“太いタニマチ”と6000万円の退職金

  6. 6

    「史上最弱横綱」稀勢の里を生んだ“機能不全”横審の大罪

  7. 7

    安倍首相の「フェイク発言」を追及しない本土のマスコミ

  8. 8

    NGT48メンバーは自宅に男が 地方アイドルが苦しむジレンマ

  9. 9

    社員に聞いた 深田恭子を射止めた41歳スゴ腕経営者の評判

  10. 10

    今度は連ドラ初出演…田中みな実“媚びた笑顔”に隠れた野心

もっと見る