南海トラフ地震秒読みか 関西一帯で続く“異変”に専門家警告

公開日: 更新日:

 南海トラフの巨大地震が迫っているのか――。

 今月6日、徳島県南部を震源とする地震が発生。同県牟岐町で震度5強(M5.1)の揺れを観測したのは記憶に新しい。気象庁は、南海トラフとの関係について「よく分からない」と話していたが、先月末から現在にかけて、徳島をはじめ関西一帯で地震が頻発しているのだ。

 1月27日「日向灘」(M3.2)、「和歌山北部」「京都府南部」(各M2.4)。同30日「兵庫県南西部」(M2.9)、「日向灘」(M3.0、M4.4)。今月3日「愛媛県南予」(M3.9)、同14日「兵庫県南西部」(M3.9)、「徳島県北部」(M4.0)など、めったに地震が起きない地域で揺れている。これは不気味だ。

「過去の地震を分析すると、プレート型の巨大地震の前には、大きい内陸直下型地震が起きています。3・11の時もそうでした。今の関西地方は、当時の状況に近い環境になっています」

 こう警告するのは、立命館大環太平洋文明研究センター・歴史都市防災研究所の高橋学教授だ。

最新のライフ記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    高市首相が招いた「対中損失」に終わり見えず…インバウンド消費1.8兆円減だけでは済まされない

  2. 2

    実は失言じゃなかった? 「おじいさんにトドメ」発言のtimelesz篠塚大輝に集まった意外な賛辞

  3. 3

    現行保険証の「来年3月まで使用延長」がマイナ混乱に拍車…周知不足の怠慢行政

  4. 4

    長女Cocomi"突然の結婚宣言"で…木村拓哉と工藤静香の夫婦関係がギクシャクし始めた

  5. 5

    「NHKから国民を守る党」崩壊秒読み…立花孝志党首は服役の公算大、斉藤副党首の唐突離党がダメ押し

  1. 6

    国民民主党でくすぶる「パワハラ問題」めぐり玉木雄一郎代表がブチ切れ! 定例会見での一部始終

  2. 7

    ドジャース大谷翔平が目指すは「来季60本15勝」…オフの肉体改造へスタジアム施設をフル活用

  3. 8

    男子バレー小川智大と熱愛報道のCocomi ハイキューファンから《オタクの最高峰》と羨望の眼差し

  4. 9

    長女Cocomiに熱愛発覚…父キムタクがさらに抱える2つの「ちょ、待てよ」リスク

  5. 10

    【武道館】で開催されたザ・タイガース解散コンサートを見に来た加橋かつみ