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【魚みち】店看板の刺し盛りは一食の価値あり!

 東京・築地を拠点とする日刊ゲンダイが毎水曜、地域密着型の粋な情報を紹介する「築地新聞」。今回は希少となった昔ながらの魚屋さんです。

 盲点を突きまっせ。新大橋通りと並行する通りに面した「魚みち」は河岸のお膝元で唯一、小売り専門の魚屋さんです。

 外からはショーケースの中身がうかがい知れず、軒先では常連さんが茶飲み談議に花を咲かせ、一見を寄せ付けないサロン的な雰囲気……でも、実際はとっても気さく。

「いらっしゃいませ!」。バンダナがお似合いの2代目主人・安居院徳子さん(67)が魚をさばく手を休め、気持ちよく対応してくれます。

 戦後まもなくこの地に開業した初代から譲り受け、35年ほど前からは徳子さんが切り盛り。店名は先代の名前の一字をとり、「魚道」だったそうですが、代替わりを機に「お客さんにソフトな印象を持ってもらえるよう平仮名にしてみたんです」。

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