(3)注目されてるビフィズス菌の効用…免疫の暴走を抑えるカギ

公開日: 更新日:

 善玉菌が産生した成分(乳酸や酢酸など)を別の善玉菌が食べて、また別の成分が産生される、という菌のリレーによって、短鎖脂肪酸などの健康に有用な成分が得られることを前回説明した。

 そこで重要な働きをするのが、ビフィズス菌だ。

 ビフィズス菌については研究が進み、免疫のバランスを保つなど、ヒトの健康に役立つ効果が多く見いだされている。ビフィズス菌の健康効果について紹介しよう。

 まず、どのビフィズス菌にも共通する特徴は、乳酸と酢酸を生み出すことだ。とくに酢酸は、短鎖脂肪酸の中でも免疫によい働きをする「酪酸」を生み出す酪酸菌のエサになる。

 こうした菌から菌へのリレーは、食物繊維を取るだけよりも酪酸が増えると期待される。

 ビフィズス菌などの善玉菌がすむ腸は、消化器官であると同時に、免疫の最前線の場所でもある。腸の外側、つまり体内に入れるもの(栄養など)と入れないもの(食べ物のカスや死菌などの老廃物、有害物質など)を判断し、分別するためだ。そのため、全体の半分以上の免疫細胞が腸に集まっている。

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    「タニマチの連れの女性に手を出し…」問題視されていた暴行“被害者”伯乃富士の酒癖・女癖・非常識

  2. 2

    和久田麻由子アナは夜のニュースか? “ポスト宮根誠司”めぐり日本テレビと読売テレビが綱引き

  3. 3

    同じ幼稚園に通った渡辺翔太と宮舘涼太はクラーク記念国際高校で再び合流、そろって明海大へ進学

  4. 4

    LUNA SEA真矢さんは56歳の若さで…「脳腫瘍」切らない治療法のガンマナイフとは

  5. 5

    渋谷教育学園渋谷から慶大に進んだ岩田絵里奈を育てたエリート医師と「いとしのエリー」

  1. 6

    元横綱照ノ富士「暴行事件」の一因に“大嫌いな白鵬” 2人の壮絶因縁に注目集まる

  2. 7

    “消滅”した宮城野部屋の早期再興に現実味 元横綱照ノ富士の暴行事件がまさかの方向へ

  3. 8

    <第3回>力士とのセックスはクセになる!経験者が赤面吐露した驚愕の実態とは…

  4. 9

    高市首相に「国会軽視」の特大ブーメラン! 閉鎖ブログに審議短縮への嫌み・不満を書き連ねていた

  5. 10

    ボコボコにされた“被害者”は強行出場、“加害者”は休場…伊勢ケ浜部屋は3月場所どうなる?