あなたにもある「逮捕権」 2つの問題点とは?

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 先月27日付の日刊ゲンダイ本紙に、「ぼったくり従業員 通りかかった弁護士が現行犯逮捕」という見出しの記事が載った。さすが法律の専門家、逮捕権も持っているのかと、弁護士の篠原一廣氏に聞いてみたら……。

「何を言っているんですか。逮捕権ならアナタも持ってますよ」と言う。ハテ? 記者は「本官」ではないが?

 言われるままに調べてみると、刑事訴訟法の213条に「現行犯人は、何人でも、逮捕状なくしてこれを逮捕することができる」とあった。警察職員に限らず、誰でも犯罪者を逮捕することができるのだ。

 これは「常人逮捕」(または私人逮捕)と呼ばれるもので、「現行犯であること」「犯人が身元不明で逃亡する恐れがあること」が条件。逮捕後は速やかに警察などに身柄を引き渡さなければならない。

 よくある例が電車内の痴漢だ。今年1月にもJR九州の列車内で、女子高生に痴漢した無職男を電車に乗り合わせた民間人男性が常人逮捕した。

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