明治ブルガリアヨーグルト 開発のきっかけは「70年大阪万博」

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「明治ブルガリアヨーグルト」(明治)は、ヨーグルトのトップブランドである。2013年度の売上高は731億円。正統派プレーンヨーグルトのおいしさ、機能性はもとより、ドリンクタイプや果肉入りなど、充実の品揃えも人気の理由だ。

 健康長寿国ブルガリアに古くから伝わる正統派ヨーグルトとの出合いは、70年の大阪万博。「ブルガリア館」を訪れた明治の社員たちが試食したのが始まりだ。当時、日本のヨーグルトは、砂糖や香料を加え、ゼラチンなどで固めた甘いおやつ感覚のものが主流だった。それだけに、酸味が強く、独特の風味を持つプレーンヨーグルトの“本物の味”に感銘。ぜひ日本にも普及させたいと、持ち帰ったサンプルをもとに開発に着手した。社内には「こんな酸っぱいもの、日本人が食べるわけがない」との声もあったが、本物にこだわり翌71年、本場の味を再現した「明治プレーンヨーグルト」を発売する。

 ネーミングについては、当初からブルガリアの名称使用を希望したが「他国が作ったものに国名は貸せない」と拒否された経緯がある。それでも諦めずに誠意ある交渉を続けた結果、ついに許可を得て73年、「明治ブルガリアヨーグルト」誕生となった。だが、そこからがまた長い道のり。

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