「三ツ矢サイダー」の元祖は1884年発売の天然鉱泉「平野水」

公開日:  更新日:

 日本を代表する国民的炭酸飲料「三ツ矢サイダー」(アサヒ飲料)が好調だ。2004年に「安心・安全」をコンセプトにブランドを刷新して以来、順調に販売数量を拡大。誕生130周年を迎えた昨年は積極的な商品提案、販促活動等を展開し、ブランド全体で約4000万箱を売り上げた。

 元祖は炭酸水。1884年、兵庫県の多田村平野(現・川西市)の天然鉱泉を瓶詰めにし「平野水」の名で発売したのが原点だ。1899年に“三ツ矢”印が商標登録され「三ツ矢印平野水」とすると、1907年にはいよいよ風味を加えた「三ツ矢印の平野シャンペンサイダー」に。そして「三ツ矢シャンペンサイダー」を経て、68年に現在の「三ツ矢サイダー」に商標変更する。

 以来、ほのかな甘味と炭酸による爽快感あるおいしさは絶大な支持を得て、超がつくロングセラーとなったわけだが、実は厳しい時期もあった。90年代に入ると飲料カテゴリー間の競争が激化。98年から7年連続で売り上げを落としてしまう。存在感が薄れていく危機感。そこで04年、120周年を機にコンセプトを強化し、全面リニューアルを実施する。

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

最新のライフ記事

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    「誰のおかげで飯食ってんだよ」同年代アイドルの怒声に…

  2. 2

    五輪イメージ悪化…安倍政権が描く竹田会長追放のシナリオ

  3. 3

    NGT48メンバーは自宅に男が 地方アイドルが苦しむジレンマ

  4. 4

    「史上最弱横綱」稀勢の里を生んだ“機能不全”横審の大罪

  5. 5

    稀勢の里“ガチンコ横綱”の限界…過信と疲労蓄積で自滅連敗

  6. 6

    「カープに恩義ある」引き抜きを断り続ける目利きスカウト

  7. 7

    統計調査不正を逆利用 安倍首相がもくろむ政権浮揚プラン

  8. 8

    仏捜査のJOC会長の長男 竹田恒泰氏“父擁護”のトンデモ発言

  9. 9

    稀勢の里引退決断 歴代最低“36勝36敗97休”の不名誉記録

  10. 10

    「いだてん」低迷は想定内 NHK大河にクドカン起用の狙い

もっと見る