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「テプラ」に社運賭けたキングジム 背見出しに着目し成功

 キングジムの「テプラ」は日本語ラベルライターのパイオニアだ。1988年の発売以来、高い品質とあらゆるシーンに対応する品揃えで国内市場をリードしている。最近では、女性向けの「ガーリーテプラ」(13年発売)が大ヒット。そして今年は、パソコン専用機初の電池駆動でスマホにも対応する機種を発売し、ますます好調である。

 累計販売台数900万台以上。文字を入力することできれいなラベルが簡単につくれるテプラは、いまやキングジムにとって不動の看板商品だが、もともとはファイル・バインダーの専門メーカー。85年にスタートした開発は、社運を懸けたチャレンジだった。

「当時、パソコンが普及し始め、1人1台が当たり前になれば、書類の電子化が進み、紙をとじるためのファイルが売れなくなってしまう。その危機感から、新しい柱をつくるため、電子開発プロジェクトが発足した」(商品開発部開発1課長の堀井信之氏=写真)

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