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専門家に聞く 生まれたまま究極の温泉「足元湧出」の魅力

 温泉ブーム。加水や循環濾過、塩素殺菌などをしない100%天然温泉を意味する「源泉かけ流し」がもてはやされている。近ごろはその上をいくという意味で、温泉雑誌やブログなどで「足元湧出」というキーワードを目にするようになった。

「足元湧出とは、自然に湧き出た源泉が、そのまま湯船になった温泉のこと。温泉は地表に出た瞬間から空気による酸化、すなわち老化が始まりますが、足元湧出は一切空気に触れていないので、限りなくピュアな状態で湯を楽しめる。まさに究極の温泉」と言うのは、温泉紀行ライターの飯出敏夫氏。

 飯出氏によると、「足元湧出」の温泉は全国に50カ所もない。日帰り入浴施設を加えると日本の温泉は8000カ所を超えるというから、どれほど希少かわかるだろう。

「そもそも温泉は、岩の裂け目などから湯が自然に湧き出ているところに湯船をつくったのが始まり。ボーリングによる掘削が行われるようになったのは明治時代以降です」

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