味と品揃えが格段進化 “フリーズドライ”が大ブームのワケ

公開日: 更新日:

 一昔前のフリーズドライ食品は、即席麺の具やインスタントスープが関の山。しかし近ごろは驚くほど種類が増えている。具だくさんのみそ汁は当たり前で、カレーやシチュー、リゾットにパスタ、親子丼の具に切り干し大根の煮物まで、フリーズドライだけで夕食のおかずが揃ってしまうほど。その盛り上がりは第3次ブームともいわれている。なぜ今、フリーズドライなのか。

■素材の良さを壊さない保存方法

 カラカラに乾いたフリーズドライ食品。味も栄養素も飛んでしまっていそうだが、「全く逆。フリーズドライは他の保存方法に比べ、素材の良さを限りなく壊さない点で優れているんです」と言うのは、1969年の創業からフリーズドライ一筋の「コスモス食品」(兵庫県)の松島肇さん。その秘密は製法にあるという。

 フリーズドライは、凍らせた食品を真空状態に置いて乾燥させる技術。気圧の低い真空下では、凍らせた水分、つまり氷は水に戻らず一気に水蒸気に“昇華”する。そのため、氷のあった部分には無数の穴がスポンジのように開く。お湯を注ぐとこの穴に水分が入り、瞬間的に元の状態に戻るのだ。

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

最新のライフ記事

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    れいわ奇跡の躍進 山本太郎「政権を狙いに行く」の現実味

  2. 2

    ほぼ「絶対君主」吉本興業・岡本昭彦社長のコワモテ評判

  3. 3

    宮迫と亮に暗部暴かれ…吉本は“芸人クーデター”で瓦解寸前

  4. 4

    「NHKから国民を守る党」まさかの議席獲得…NHKは戦々恐々

  5. 5

    改憲だけは阻止した参院選 与党過半数でも波乱の予兆<上>

  6. 6

    無許可で造った“ゲリラ花壇”を発見した市職員の粋な対応

  7. 7

    吉本「契約書なし」にカミついたハリセンボン春菜の正論

  8. 8

    「俺は基本、嫌いな人とは仕事しませんもん(笑い)」

  9. 9

    N国議席獲得で古谷経衡氏が指摘「常識が溶けていく恐怖」

  10. 10

    後半戦初登板で3人炎上 セのエースをつまづかせた“真犯人”

もっと見る

編集部オススメ

  1. {{ $index+1 }}

    {{ pickup.Article.title_short }}

もっと見る