「ご当地おでん」いまだ発展中 研究家語る歴史とトレンド

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 暖冬だと思ったら、大寒波。この冬は気候の変動が激しいが、体が芯から冷えるような夜は、ダシをた~っぷり含んだ温かいおでんがいい。熱燗でクイ~ッとやれば極楽極楽だが、おなじ料理でありながら、これほど地域によって味付けや食材が異なるのも珍しいのがおでんだ。

 ルポライターでおでん研究家の新井由己氏は、「関東で“スジ”を注文すると、魚のすり身を固めたものが出てきます。一方、関西でスジといえば牛スジ。はんぺんも静岡では灰色で平べったい“黒はんぺん”のことですし、名古屋なら“さつま揚げ”が出てきます。それだけおでんはご当地色が濃い」と言う。

 ルーツは南北朝時代に生まれた、豆腐を煮て味噌をつけて食べる「田楽」。その後、江戸時代に味噌や醤油の煮物風になり、今の汁気たっぷりのスタイルになったのは明治時代、東京・本郷の「呑喜」が売り出した「改良おでん」から。その後、大正時代に関西へ伝わり、昆布ダシが加わることで料理として発展。昭和の初めに全国へと広がっていったとされる。

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