21年ぶり前年比増 サッポロ「黒ラベル」復活に2つの勝因

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 サッポロビールの主力ビール「黒ラベル」が好調だ。2015年はリニューアルや営業強化が実を結び、21年ぶりに前年を上回る売り上げを記録した。

 時代に先駆けて誕生した生ビール。それが黒ラベルだ。熱処理ビールが主役の70年代、飲食店では樽生ビールが人気を得ていたことから、サッポロビールは77年、いち早くびん入りの生「サッポロびん生」を発売した。狙いどおり、すっきりとした味わいがウケて大ヒット。右肩上がりに売り上げを伸ばす。89年には、愛称の「黒ラベル」を正式に採用。「サッポロ生ビール黒ラベル」となった。

 今や誰もが知るロングセラーブランドだが、長い歴史においては山あり谷あり。90年代後半からは苦戦が続いていた。それが昨年、21年ぶりの前年比アップである。勝因を探ってみれば、ひとつは「飲食店での黒ラベルブランド露出が高まり、小売店での取扱店が増えて、より“見える”ブランドになったこと」(ブランド戦略室の武田悟季氏=写真)が挙げられる。飲食店で飲む樽生が黒ラベルであることの認知を上げる取り組みの成果である。そして2つ目は、テレビCMのヒットだ。10年から若手実力派俳優・妻夫木聡氏を起用して、「大人の☆生」をコンセプトに展開。

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