森永乳業「ピノ」 こだわりは口を開けた時に近い形状

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 1976年の発売から今年で40周年。定番バニラとアソートパックを中心に好調な売り上げが続く、森永乳業のロングセラーアイス「ピノ」に注目したい。

 ピノはチョコでコーティングしたひと口タイプのアイスである。その割合は、アイス8に対しチョコ2。この「黄金比率」が絶妙な口どけを実現する。そもそもなぜひと口サイズなのか。

「アイスクリームといえばカップやバータイプがほとんどだった70年代、森永乳業はこれまでにない新しい食べ方を提案したいと考え、当時アイスの技術が発達していたアメリカを視察。そこで出合ったのが、ひと口サイズのアイスだった。早速その技術を参考に、独自の製造ラインを設計。76年に『ピノ』が誕生した」(第一営業本部冷菓事業部の馬渕景士氏=写真)

 とくにこだわったのは形状で、口を開けたときのカタチに近い円錐台を採用。「今ではこのカタチがピノのシンボル。社内では『ピノシェイプ』と呼ばれている」(馬渕氏)のだとか。1粒10ミリリットルというサイズは、“誰もが食べやすいひと口サイズ”を追求してのこと。6粒入りで、ピックで食べるスタイルも大きな特徴だ。

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