「ポカリ」誕生のきっかけはメキシコ出張での入院だった

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 大塚製薬の健康飲料「ポカリスエット」が好調だ。1980年発売のロングセラー商品は、コミュニケーションの刷新など鮮度を高める活動が奏功し、現在売り上げは増加傾向にある。また昨年は初の新形状「ポカリスエットゼリー」も投入。順調な売れ行きだ。

「ゼリー飲料市場は主にエネルギー補給中心製品とビタミンなどの単一栄養素補給製品で構成されていることから、ポカリスエットは新しい価値を提案すべく『食べる水分補給』としてゼリーを発売した」(プロダクトマーケティングマネジャーの浅見慎一氏=写真)

 はじまりは「飲む点滴液」という発想。約40年前、メキシコに出張していた同社研究員が激しい下痢で入院した。そこで医師から「とにかく水分を飲んで、あとで栄養も取るように」と手渡されたのは炭酸飲料。「もっと人間の体に合った吸収のよい飲み物はできないだろうか」と考え、その後、手術後の医師が栄養補給に点滴液を飲むのを見てひらめいた。まさに輸液(点滴液)のリーディングカンパニーだからこその展開。「飲む点滴液」に、汗で失われる水分と電解質(イオン)を補給できる「汗の飲料」というコンセプトが加わり、80年、「ポカリスエット」は誕生した。

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