生まれ変わったキリンファイア 改良店は“焦がし焼き豆”

公開日: 更新日:

 発売3週間で販売数量1億本突破。今年10月にフルリニューアルした、キリンビバレッジの缶コーヒーブランド「キリン ファイア」に注目だ。

「改良のポイントは、コーヒー豆の“焼き”。深いりよりもさらに深く、焼け落ちる寸前まで焙煎した『焦がし焼き豆』をブレンドすることで、従来の缶コーヒーにはない力強い香りとコクを引き出している」(マーケティング部商品担当の西田明男氏=写真)

 11月には新たなボトル缶を追加投入。全8商品となって絶好調である。ファイアブランドの誕生は1999年。名前の通り、火(直火焙煎)にこだわって開発された。

「当時は、缶コーヒーというと『どれも似たような味だよね』といわれがちだった。そんな閉塞感を打破すべく、ファイアは本格派コーヒーを追求した」(西田氏)

 結果は、狙い通りの大ヒット。スティービー・ワンダーの楽曲を使用したテレビCMも支持され、市場シェアは急速に拡大していった。以降、毎年のように新商品を投入。06年にはいまも主力の「挽きたて微糖」が登場し、09年には10周年を迎えての全面刷新を行うなど順調に成長を続けたが、振り返ればそこがピークで、10年代に入ると売り上げは伸び悩む。そもそも近年は缶コーヒー市場自体が横ばい。コーヒーの消費量は大きく伸長しているのにもかかわらずだ。そこで今回のリニューアルである。

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

最新のライフ記事

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    日本人の「知性低下」を露呈した東京五輪…政治家も官僚も私利私欲に走る

  2. 2

    実は計算づくだった? 石橋貴明と鈴木保奈美の「離婚発表」が7月になったワケ

  3. 3

    菅首相の五輪強行がトドメか?衆院選まさかの「自公過半数割れ」に現実味

  4. 4

    安倍前首相の五輪開会式トンズラ…「逃げた」「無責任の極み」と大ブーイング

  5. 5

    小山田圭吾“陰湿いじめの舞台“となった和光学園の「共同教育」とは…担当者に聞いた

  6. 6

    五輪開会式直前に演出の小林賢太郎氏が解任…やはり抜擢は“クリエイターの天皇”人脈だった

  7. 7

    東京五輪にスポンサーから続々NO! TV観戦増でCM効果上昇のはずが放映中止ドミノの可能性

  8. 8

    小林賢太郎氏は開会式演出をクビに…“もうひとりの太郎”麻生財務大臣「ナチス肯定発言」の責任は?

  9. 9

    福山雅治が9年ぶり「ガリレオ」シリーズに意気込む カリスマ復活なるか?

  10. 10

    五輪開会式「極秘演出」がまさかのダダ漏れ! 臆面もなく再びゲーム頼みか

もっと見る