著者のコラム一覧
滝田誠一郎ノンフィクション作家

1955年東京都生まれ、青山学院大法学部卒。ヒューマン・ドキュメンタリー作品を数多く手がける一方で、ジャーナリストとして雇用・人事問題を取材。著書に「開高健名言辞典 漂えど沈ます」(小学館)、「消せるボールペン30年の開発物語」(小学館新書)、「IT起業家10人の10年」(講談社)などがある。

大坂家(三田) 冠婚葬祭の必需品だった秋色最中

公開日: 更新日:
左の額は山口瞳が書いた「織部饅頭」を白抜きにした染め物(写真・左)/(C)日刊ゲンダイ

 慶応義塾大学三田校舎正門のはす向かい、9階建てのビルの1階に和菓子の大坂家はある。「男性自身」に“三田の大坂家”としてたびたび登場する店だ。

 大阪で商売をしていた大坂家がお江戸日本橋に移ったのは元禄年間というから300年以上前。港区三田の現住所に店を構えたのは先々代の1… 

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