「クノール カップスープ」は“冷たい”がヒットで年中好調

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 1973年生まれのインスタントスープ、味の素の「クノール カップスープ」が新たな成長期を迎えている。キャッチコピー「温朝食・冷たいクノール」の狙い通り、冷製スープによる夏場の需要喚起も奏功し、昨15年度は過去最高の売り上げを記録。16年度もさらに2桁成長を示している。

 クノールの歴史はドイツから始まるが、インスタントタイプは日本独自の進化である。調理用のスープとして64年に上陸した当初は夕食向けに提案。それが70年代になり、カップ麺やファストフード店が登場するなど時代は簡便化に向かったことから新たな展開へ。73年、味の素のクノールは、朝食向けに、お湯を注ぐだけでOKの「クノール カップスープ」を発売。以来、朝の定番としてロングセラーを続けている。

「勝因は時代に応じた戦略。世の中の変化や消費者が求めるものに対してきちんと価値提供できたことが一番の成長ポイントだと自負している」(食品事業本部の古賀大三郎氏=写真)

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