ヤマト当日配送撤退も 宅配ドライバーの激務なぜ変わらぬ

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「この1年でウチの支店では10人が辞めました。1日14~15時間労働はザラで、担当エリアによっては10~12時間走り続けないと配達が終わんないんですよ」――人手不足による過重労働が問題になった宅配便大手「ヤマト運輸」の元ドライバーは、そう明かす。

 ヤマト運輸がネット通販大手「アマゾン」の当日配送から撤退する方針だと報じられた。

「交渉が続いているようですが、完全に撤退しない限り、過重労働は変わらないし、ドライバーのなり手もいない。なり手がいないツケは、現場に重くのしかかってくるという悪循環です」(宅配業界関係者)

 激務に追われるのは、ヤマト運輸に限った話ではない。別の大手宅配ドライバーが言う。

「私は朝6時~夜10時ですね。千葉のあるエリアを担当していますが、地番で3つ、4つぶん任されていて、それも田舎だから、走り続けないと配り終わらない。昼飯は抜きですよ。通販の客が厄介で、『平日午前』の指定で配達しても、不在のことが多い。昼12時に帰宅して『12時に自宅にいたけど来なかった』なんてクレームを平気でつけてくる。昼の12時は午後だろって話でしょ」

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