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ミカン色と注目 「オレンジワイン」流行の意外なきっかけ

 赤、白、ロゼ――色が味わいを伝えるワインで、新しいカラーのタイプが注目されている。その名も「オレンジワイン」。ミカン色をしたワインだ。昨年末ごろから、自然派の料理を提供するレストランやビストロで提供されるようになってきた。品ぞろえにこだわるスーパーでも見かけることが増えている。

 流行のきっかけは、グルジア(現ジョージア)とロシアが戦った2008年の南オセチア紛争だ。ワインコラムニストの髙山宗東氏が言う。

「今のオレンジワインはグルジアが発祥といわれています。同地のワインは8000年の歴史があり、遠く離れたエジプトのクレオパトラも好んで飲んだとされる。それで“クレオパトラの涙”なんて呼ばれたりするのですが、ソ連邦を構成していた時代は100%ソ連向けで、ロシア人が好む甘口のワインでした。紛争を機にロシアと決別。国際的な呼び名も、ロシア風のグルジアから英語風のジョージアに変えた。日本も2015年にジョージアと変更しています。このころからグルジア産のオレンジワインは国際市場に出回るようになるわけです」

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