引退した競走馬にセカンドキャリアを 岩手の取り組みとは

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 今月11日、国内最大のサラブレッド競り市「セレクトセール2017」で、ディープインパクト産駒の牡馬が5億8000万円で落札された。牡馬としては歴代最高、全体でも史上2番目となる金額である。関係者の期待通りに成長してGⅠを総ナメにすれば、引退後は種牡馬として働き、老後は牧場で穏やかに過ごすことになるのだろう。

 もっとも、これほど恵まれた馬は、ほんの一握り。多くの走れない馬は食肉用に回される。ペットとして家庭で飼えるサイズではないから、簡単に処分されてしまうのだ。

 そんな悲運の馬たちに新しい生き方が用意され始めている。岩手県の八幡平で、馬糞を地熱で発酵させて堆肥を作り、有機野菜を栽培する取り組みが行われているのだ。馬の仕事は、草を食べて糞をするだけ。いわば食っちゃ寝の生活で、信じられないような好待遇である。

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