練習参加可でも 甲子園の土グラウンド「女人禁制」のなぜ

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 熱戦続く甲子園。今春から公式練習に女子マネジャーが参加できるようになったが、立ち入りはベンチから人工芝の部分までで、土のグラウンドは相変わらず“女人禁制”だ。そこで、振り返ってみると……。

 女人禁制とは、女性の立ち入りを禁止する聖域や特定の神事に女性を参加させない慣行のこと。現代では大相撲の土俵が代表例で、2000年の大阪場所千秋楽で当時の太田房江知事が大阪府知事杯を土俵に上がって手渡すのを拒まれたのは有名な話。同じく伝統行事で、京都のギ園祭は01年まで山鉾に女性は上がれなかった。

 山々の多くも“修行の場”という理由で明治時代初頭まで女人禁制。富士山も60年ごとの庚申のご縁年にしか女性は登れなかった。現在も紀伊半島の中央部に位置する大峰山の山上ケ岳はかたくなに女人禁制を守っている。

 酒造りでは長らく女性が蔵の中に入ることはできず、入ると酒が腐るという言い伝えが信じられてきた。工事中のトンネルも、“山の神が怒る”という理由で昭和の頃までは女人禁制。しかし、現代では大相撲や一部の山などを除いて、女性立ち入り禁止のタブーは解かれ、多くの女性が活躍している。酒造りでは、女性杜氏の造った酒が人気になっているほどだ。

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