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運動会前は挨拶回り “子供の騒音”で苦情がくる学校の現状

 大声を出してはいけません――公園には、こんな注意書きがされているところもあるという。昨年、クローズアップされた保育園問題では、設置候補地の近隣住民から「うるさいから建てないでほしい」といったクレームも相次いだ。

 東京・杉並区は先月、公園での保育園建設を着工したが、“子供の騒音”を巡る現状はもっと深刻。小学校にも及んでいるという。大阪産業大客員教授の八幡義雄氏(教育学)に聞いた。

「住宅に近接している小学校だと、校庭での朝礼ができません。マイクの音が周りの住宅に響き、『うるさい』とクレームがつくのです。そういう学校では、各教室での放送朝礼になっています。生徒は、教室のモニターに映った校長の話を聞くのです」

 子供の“居場所”であるはずの学校から漏れる音さえ“騒音”なのだ。だから、音楽の楽器演奏にはクレームがつく。45分間隔で鳴るチャイムは近隣住民にとって“地獄の鐘”で、体育館に近い住民だと、部活の練習の声や学芸会の練習も“公害”だそうだ。

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