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運動会前は挨拶回り “子供の騒音”で苦情がくる学校の現状

「校庭のスピーカーを北向きにするか、南向きにするかで3日間議論した学校もあります。だからといって校庭を含めて学校を完全防音にするのは技術的にも予算的にも無理。秋の運動会シーズン前には、菓子折りを持って近隣住民や自治会などに挨拶回りをしないと、運動会ができない学校も出てきているのです」

 文句をつける人は、クレーマーなのか。

「必ずしもそうとは言えません。電話を受けると、意外と高齢者が多い。話を聞くと、『夜勤の息子が寝ているから、音楽の練習は窓を閉めてやってくれないか』と言われたことがありました。その話が典型で、子供の騒音問題は、非正規などの働き方の問題と強くリンクしています。だから、実家の親が電話をかけてくるのです。事情を知り、『一度ご挨拶に』と話をすると、『息子が帰ってくるのは早い日でも9時すぎだから、いついつの9時半に』となりました。公園の注意書きも事情は同じです」

 みんな、ストレスがたまる一方だ。

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