ノーベル賞のイシグロ氏が文化勲章に選ばれなかったワケ

公開日:

 ノーベル賞の受賞が決定した日本人は大体、その年に文化勲章を贈られる。が、今年の文学賞に決まった長崎生まれの英国人作家、カズオ・イシグロ氏(62)は「文化勲章の受章者に選ばれず」と報じられ、ネット上でちょっとした話題になっている。

 ノーベル賞受賞者で文化勲章を受章しなかった日本人は、故・佐藤栄作元首相(1974年平和賞)、作家の大江健三郎氏(94年文学賞)の2人のみ。それも大江氏は受章を辞退しただけだ。

 ネット上には「安倍首相に何か忖度したのか」「(年350万円の)文化功労者年金を払いたくなかったのか」なんてうがった書き込みもあったが、「(イシグロ氏は)あくまで英国人。受章する理由がない」という意見が大勢を占める。 

 確かに、イシグロ氏は「日本語を話す日本人の両親のもとで育った」とはいえ、父親の仕事の都合で5歳のころに渡英。英国の大学で学び、英国で作家活動を続け、英国女性と結婚し、現在もロンドンで暮らしている。もはや「石黒一雄」とは言い難いだろう。

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

最新のライフ記事

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    桜田大臣に“助っ人”を雇い…安倍首相は海外逃亡の血税浪費

  2. 2

    5億円の攻防へ 阪神「台湾の三冠王」王柏融獲得は苦戦必至

  3. 3

    森友問題の反省ナシ…昭恵夫人が公然と野党批判の“妄言”

  4. 4

    中日・根尾“14歳の冬”の悔恨と決意 野球一本に至る原体験

  5. 5

    メジャー目指す菊池雄星 金銭以外の“希望条件”が明らかに

  6. 6

    ソト天井打に実況絶叫も…東京ドームの限界を評論家が指摘

  7. 7

    ムロツヨシは実はモテ男 「イケメンに見えてくる」の声も

  8. 8

    自粛期間終了? NEWS手越祐也が“六本木に再び出没”情報

  9. 9

    巨人が"第3捕手"と"右の代打"に年俸1.5億円ずつは本当か

  10. 10

    大谷「ア新人王」の陰にイチローの助言と自己チュー貫徹

もっと見る