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専門家が解説「AIで人間の仕事が奪われることはない」

 合わせて3万人超の人員削減を発表した3メガバンク。人間の仕事は「AI(人工知能)やロボットへ代替可能」になり、大リストラ時代の幕が開けたといわれる。しかし、この論に異を唱えるのが、「東洋経済HRオンライン」元編集長で、現在は東洋経済新報社編集局メディア編集委員の田宮寛之氏だ。

「1980年代初頭、キーパンチャーからコンピューターに移行する際も同じようなことがいわれましたし、ウィンドウズ95が職場にやってきた時も同様でした」とこう続ける。

「しかし、結果として人間の労働力は不要とはならず、むしろ、より高度なサービスが提供され、技術の進歩により新たな産業も生まれました。例えば、これからの注目のひとつが、セルロースナノファイバー(CNF)です。簡単に言うと、木材をナノレベルまで細かく砕き、固めたもの。重さは鉄の5分の1で強度は鉄の5倍もある。森林大国の日本では、材料はそこら中にあります。いずれ自動車や航空機のボディーがCNFに置き換わり、樹脂製のスマホもこれに替わる。富山県高岡市の中越パルプ工業が開発に熱心で、今年6月に年間100トンの製造工場を鹿児島県薩摩川内市に稼働させました」

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