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田丸昇
著者のコラム一覧
田丸昇

1950年5月5日、長野県東御市生まれ。元日本将棋連盟理事。中学生で奨励会入りし、佐瀬勇次名誉九段の門下生となる。長髪から「ライオン丸」というニックネームで知られた。16年10月に現役引退。近著に「名棋士の対局に学ぶ 詰め&必死」(創元社)がある。

羽生善治は食卓でも将棋の思考 家族は「宇宙に行ってる」

 私は、一流棋士の証しはタイトル戦に登場することだと思っている。

 162人の現役棋士(今年12月時点)で、それに該当するのは24%の40人。その中でタイトルを獲得したことがある棋士は25人だ。

 タイトル経験者で10期以上の実績を上げた現役棋士は5人しかいない。12期の森内俊之九段(47)、13期の佐藤康光九段(48)、19期の渡辺明棋王(33)、27期の谷川浩司九段(55)である。

 そしてトップは今年の竜王戦でタイトルを獲得し、通算99期の最多記録を更新した羽生善治竜王(47)だ。いかに突出しているかがよくわかる。

 その羽生は竜王を通算7期獲得したことで、規定によって「永世竜王」の称号を取得した。

 そして、すでに取得している名人・王将・棋聖・王位・棋王・王座の永世称号と合わせると、「永世七冠」という前人未到の偉業を達成したのだ。

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