“やっといて”はイジメ? 同じ言葉でアウトとセーフの理屈

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 女子レスリングの伊調馨(33)が、日本レスリング協会の栄和人強化本部長(57)からパワハラを受けていたと騒ぎになっている。ことの真相は第三者委員会の調査結果に譲るとして、企業社会においてもパワハラは珍しくないが、指導と嫌がらせの線引きはあいまいだ。

 過労自殺した元電通社員・高橋まつりさん(享年24)も、パワハラ被害者といっていいだろう。

 高橋さんは長時間残業を余儀なくされた上、上司に「女子力がない」「髪がボサボサ、目が充血したまま出勤するな」などとののしられ、「休日返上で作った資料をボロくそに言われた」とツイッターでつぶやいた。女子力うんぬんは仕事とは関係なく、明らかなパワハラだろう。では、どんなセリフがアウトか。

 働き方改革総研代表の新田龍氏は、パワハラ被害者の裁判に数多く関わっている。新田氏に聞いた。

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