年度替わりの隙を突く “プロバイダー乗り換え詐欺”の手口

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 油断も隙もない――。先々週、本紙記者が東北地方にある実家に帰省中、偶然、電話によるプロバイダー変更の勧誘に出くわした。日曜夜の8時すぎのことで、その一部始終はこんな感じだった。

「こちらNTT東日本正規代理店のノグチと申します。フレッツ光ご利用のお客さまに新電話料金変更のお知らせです。ご主人さまですか? 4月から電話料金が安くなるのをご存じですか?」

 ノグチ君は早口でこう切り出した。本紙A記者は時間も遅く不審に思ったが、興味本位で話を聞き続けた。すると、A家のひと月の電話料金、ネットのプロバイダー使用料を並べ立て(合計約7300円)、新料金体系に変更すると「5900円に値下げになる」と言う。

「回線工事は必要ありません。ですが、変更には転用承諾番号が必要です。手元にパソコンかスマホをお持ちですか?NTTのHPから取れますので――」

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