トリバコーヒー<上>銀座で100円コーヒーを提供できる秘密

公開日:  更新日:

 高級ブランドの旗艦店が立ち並ぶ銀座が、超一等地であることを疑う人はいないだろう。「銀座」という名前が付く土地の平均地価は坪7000万円を超える。その一角で、1杯わずか100円でコーヒーが楽しめるのが「トリバコーヒー」だ。

「缶コーヒーよりも安いなんてまがいものだろう」などと思うなかれ。売られているのは、ビル2階にある1台数千万円の焙煎機3台を使って、その日の天候などに合わせて煎り方を変えたコーヒーだ。本格的なコーヒーを求めて来店する客は1日400人を超える日もある。昼時ともなれば店先に長い行列ができる。

 運営するバードフェザー・ノブ代表の鳥羽伸博氏は、全国で1000店舗を超えるコーヒーチェーン「ドトールコーヒー」を創業した鳥羽博道氏の次男。「コーヒーは家業ですから」と語る41歳が営むのは父親と同じ仕事だが、経営に対する考え方はかなり違う。

「父はうまいコーヒーのレシピを作り、そのレシピに従ったコーヒー店をどんどん増やしました。否定はしませんが、あれは成長を店舗数で考えるモデル。僕は『トリバコーヒー』を、まずは100年続く会社にするのが最優先課題なのです」(鳥羽氏)

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

最新のライフ記事

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    悪いのは告発女性? バナナ日村「淫行」同情論への違和感

  2. 2

    台湾4割スラッガー王柏融めぐり 巨人vs阪神で争奪戦勃発

  3. 3

    突然の引退劇…貴乃花親方“お涙頂戴会見”のウソ八百<上>

  4. 4

    ファン心配…築地「吉野家1号店」営業終了で店長はどこへ

  5. 5

    安倍首相が怯える 近畿財務局“森友キーマン”証人尋問Xデー

  6. 6

    突然の引退劇…貴乃花親方“お涙頂戴会見”のウソ八百<下>

  7. 7

    ネットで知り合った男女の飼い猫が“ウリ二つ”だったワケ

  8. 8

    妻のがん治療のため売却した愛車が…17年後の家族愛の物語

  9. 9

    狙われる関ジャニ∞…錦戸&大倉“ベッド写真”流出の裏事情

  10. 10

    34万「いいね!」 配達員が92歳女性に示した小さな親切

もっと見る