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中学で不登校…「禁煙」が読めずアルバイトをクビになった

「ファミリーレストランにアルバイトとして採用された22歳の女性がいました。しかし、ほどなくして解雇に。その理由は『禁煙』の漢字が読めず、意味も分からなかったためでした……」

 これは、ノンフィクション作家の黒川祥子氏が取材の過程で知った現実だ。22歳女性は生活保護世帯に生まれ、中学で不登校になり、漢字やローマ字すら書けなかった。

「働く意欲があればまだしも、そのマインドすらない子もいます。2014年に『子どもの貧困対策法』が施行され、貧困世帯の子どもは教育、生活、就労、経済的支援を受けられるようになりました。ただし、残念ながら一部の生活保護世帯の親は、“勤労”や“就学”の意識が著しく欠如している。親子2代、3代にわたって生活保護という負の連鎖も始まっています」(黒川氏)

 生活保護費の金額は自治体によって違うが、母子家庭で子ども2人がいると、生活扶助のほか、母子加算、児童養育加算が加わって、月額30万円以上の支給額になる。子どもがアルバイトしようものなら、その分の保護費が減額されるため、あまり働かせたがらない。また、上の娘が結婚してすぐに離婚。子連れで実家に戻り、さらに給付費が上乗せされることもある。加算金のために子を産み、産みっぱなしの親に子が育てられる。

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