増田晶文
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増田晶文作家

1960年生まれ。漫画「いっぽん!! しあわせの日本酒」で原作、日本酒選定、取材、コラム執筆を担当。近著に「うまい日本酒をつくる人たち 酒屋万流」(草思社)。

冷酒だけがうまい呑み方ではない 温度変化で味の幅広がる

公開日: 更新日:

 居酒屋や日本酒バーに行くと人気の銘柄、評判、客層なんぞが気になる。ついつい横目を使い、聞き耳を立ててしまい、おちおち酒も呑めやしない。

 昨今は日本酒をしゃれたグラスで出す店が多い。そいつを仲間内で回し呑みするのも目立つ。なるほど、いろんな銘柄を、ちょこっとずつ、たくさん試したいという気持ちはよく分かる。だけど、日本酒大好きで世話焼きのオッサン(私のことです)は、つい「1本の酒をとことん味わっていただきたい!」と大声を上げてしまうのだ。

 短時間に多くの銘柄を試すと、第一印象が強烈な酒に高得点を入れがちになる。しかし、この手の酒は大抵、底が浅い。2杯目で飽きがきて、とても深いお付き合いなんてできやしない。

 うまい日本酒は、抜栓後の時間経過につれ表情豊かに変化していく。デンッと一升瓶を置いた酒盛りときたら、今日ではドン引きなシチュエーションかもしれない。でも、4合瓶(ワインのフルボトルよりちょい少なめ)なら抵抗もなかろう。

 最適のテキストとして、佐渡島の銘酒「北雪/越淡麗」をお試しいただきたい。蔵は、世界展開する高級日本食レストランNOBUの唯一のオフィシャルSAKEを醸している。

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