増田晶文
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増田晶文作家

1960年生まれ。漫画「いっぽん!! しあわせの日本酒」で原作、日本酒選定、取材、コラム執筆を担当。近著に「うまい日本酒をつくる人たち 酒屋万流」(草思社)。

イタリアンとの相性もよし 甘・酸・薫のバランスが抜群

公開日: 更新日:

まんさくの花 亀ラベル 純米吟醸 生原酒

 うまい日本酒は、大人の肩をそっと抱いてくれる――。齢58、正真正銘のオッサンたる私は、今宵も杯を重ね、しみじみと目を細めております。 近年は日本酒ブーム。業界の実情は手放しで浮かれるほどお気楽じゃないが、呑み手にとっては、ブームのおかげでうまい酒が身近になったのは間違いない。これまで日本酒と縁遠かった人たちこそ、ぜひうまさを実感していただきたい。

 日本酒は米と水をベースに、麹や酵母などの微生物が複雑に作用してアルコール発酵し、独自の風味を醸し出す。味わいのバリエーションの豊富さは特筆に値する。自然の恵みをどう酒に生かすかは、蔵の腕の見せどころ。現在、国内に1200近い蔵が実働しており、蔵ごとの個性は百花繚乱。この連載では10回にわたり、銘酒を紹介していく。いずれも私が蔵を訪ね、惚れ込んだ逸品だ。

 近年の日本酒は「甘・酸・薫」がトレンド。しかし、甘酸っぱいだけだと、最初の一杯はともかく次が続かない。派手に薫る上、ジューシーな酒は肴の邪魔になる。

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