京王プラザホテル社長・山本護氏 お気に入りは横山秀夫

公開日:

「ずっと下町育ちなんで、やっぱり人情モノが好きですね。それと母親が美容室をやっていたので、小学校のころから『どてらい男』や『細うで繁盛記』(原作は『銭の花』)など、知恵を出して頑張って商売をやっていく話が大好きでした」

 関西育ちの母親は、東京の下町で美容室をやっていた。幼いころの山本少年は、その影響を強く受けていたという。

「見習も含めた従業員が鉄砲洲(現在の中央区湊)にあった自宅に住み込みで働いていたんです。彼らは毎朝掃除と食事を済ませたあと、歩いて3分のところにあった美容室に出勤するのです。昼食は、祖母が用意していました。それをみんなが食べているころ、僕が学校から帰ってくるわけです。昔ながらの働き方で、今じゃ考えられないですよね」

 そんな経験を持っているからだろう、まずは富樫倫太郎の「堂島物語」を薦められた。舞台は江戸時代、主人公は大坂の堂島にある米問屋に住み込みで入り、丁稚として働き始める。その後もずっと苦労の連続だが、心温まる人たちに囲まれて成長していく物語だ。

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

最新のライフ記事

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    原監督は喜色満面だったが…FA丸獲得で巨人が買った“火種”

  2. 2

    ゴーン起訴・再逮捕がトドメ…拍車がかかる特捜部解体論

  3. 3

    二階幹事長“重病説”で急浮上「後任本命に竹下亘氏」の狙い

  4. 4

    安倍首相の“言葉遊び”を超えた詐欺師の手法はいずれバレる

  5. 5

    好きな女子アナに異変…弘中綾香&宇垣美里が好かれるワケ

  6. 6

    まさか飲酒? 深夜の議員宿舎で維新の議員がド派手な事故

  7. 7

    広島はマネーゲームせず…丸にも最後は“渋チン”貫いた理由

  8. 8

    SNS全盛時代に学ぶ 明石家さんまの金言「丸裸にならない」

  9. 9

    丸の“広島エキス”が原監督の狙い G若手を待つ地獄の練習量

  10. 10

    米中“諜報戦争”激化で…安倍首相は日中関係のちゃぶ台返し

もっと見る