橋本テツヤ
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橋本テツヤ

ジャーナリスト、コラムニスト、メンタルケア心理士、肥満予防健康管理士。著書多数。近著に「昭和ヒット曲全147曲の真実」(KADOKAWA)がある。全国各地で講演活動も精力的に展開中。

愛した昔の女や亡くした伴侶へ…「贖罪の期限」はあるのか

公開日:

 65歳の知人男性が絵画の個展を開いた。本業は老舗の酒屋だが、趣味で描いた作品が20点ほど展示してあった。すべて女の顔だ。

「なぜ、女の顔ばかりなの?」と聞いてみた。彼は「贖罪のつもりで……」と言う。

「えっ、しょくざい?」

 贖罪とは罪滅ぼしのことだ。

「ここ数年、寝る前に裏切った女の顔が浮かび、夢にも登場するので」という。そこで、昔の女たちに謝罪しながら、女の顔を描くことにしたそうだ。裏切った女の顔を描くことが贖罪になるとは思えないが、何人の女を裏切ったのだろうか。

 そんなことなら僕も同じだ。だが、寝る前に顔は浮かばない。夢にも出てこない。昔を思い出すことは「回想法」につながり、脳細胞の活性化に役立つことは以前も書いたが、それは過去の楽しかった思い出に限る。謝らなければならない女を思い出すのは、逆効果になる。

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