橋本テツヤ
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橋本テツヤ

ジャーナリスト、コラムニスト、メンタルケア心理士、肥満予防健康管理士。著書多数。近著に「昭和ヒット曲全147曲の真実」(KADOKAWA)がある。全国各地で講演活動も精力的に展開中。

「美女のおしっこを飲んで健康になる」は本当なのか

公開日:

 57年前に85歳の生涯を閉じた心理学者、ユングが言った言葉に「老賢人」がある。人生の悟りを開いた人間のことだ。

 長く生きていれば知識も知恵も深くなるはずなのだが、僕はそうはいかない。20年前、老賢人と思うような人物と出会ったことがある。当時80歳のその人は、とにかく知識が豊富で、何を質問しても答えてくれた。打てば響くというのはこういうことかと思ったものだ。

 ある日、健康法を尋ねると、「一日一回、自分のおしっこを飲みなさい」と言う。意外な答えに驚いたが、彼は毎日、朝一番の自分の尿をコップ1杯飲んでいるというのだ。民間療法の「尿療法」というものらしい。しかし、いくら賢人の勧めでも僕は飲めないと断ったが、彼は98歳まで元気に過ごしていたのだから、その効果はあったのかもしれない。

 尿の主成分の「尿素」には、抗菌性や抗ウイルスに効果があるといわれている。化粧品の保湿クリームも尿素は利用されている。だからといってナマおしっこを皮膚に塗る気にはならないし、ましてや飲むなんてとてもできない。この話を友人に話したところ、「俺は美人のおしっこなら飲むよ」と真顔で言う。「ヘンタイか、あんたは」と言ってやったが、「だって若返りに効きそうじゃないか」と反論してきた。たしかに、「プラセボ効果」というのがあるから間違いではないのかもしれない。

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