包丁も握れない偽コックが大量来日し新ビジネスが大ピンチ

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中華料理界のドンと呼ばれる男<4>

 中国からコックさんを次々と日本に受け入れ、中華料理店に就職させ双方から手数料を取る――。このオイシイ商売は数年間続いた。C氏は多くの手数料と管理費を手にしたが、ある日、予想外の事態が起きた。

「あまりにも多くの料理人たちが来日したので、結局コックさんが余ってしまった。1店舗の求人に8人も殺到するようなケースをしばしば目にしたよ」(新宿にある中華料理店の中国人オーナー)

「もともと、日本に来られるコックさんは中国政府が認定する1級調理師の免許証とそれを証明する公証書が必要だけど、国柄というか、それらは全部お金で買えるらしい。ウチの店に来た男は包丁も握れなかったから、すぐクビにしたんだけどね」(別の中華料理店の日本人オーナー)

 2005年ごろの話だ。“日本に行けば稼げる”という話だけで、偽のコックたちが大量に中国から日本に上陸したのだ。この事実は、次第に業界に広まり、ついに入国管理局が動き出した。

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