妻の実家に反対され決別も…立ち上げた新ビジネスで大儲け
金を掘るより、ツルハシを売れ――。
この言葉にヒントを得たC氏は、中華料理に関わる食材と人材を束ねる会社をつくることを思いつく。しかし、残留孤児出身の奥さんと義父に猛反対を食らう。
理由は簡単だ。“ズル賢い在日中国人を商売相手にするより、堅実に中華料理店の経営をした方が無難だ”と義父は言う。
C氏の中華料理店は合計6店舗まで拡大していたが、もとはといえば義父の経済力があればこそ。C氏は迷ったが決意は変わらなかった。
C氏を思いとどまらせるため、妻は子供のことを持ち出し、揚げ句に離婚を切り出した。
「ずっとマスオさんになるのは楽だけど、オレの本当にやりたいことは違う。男には大事なロマンがあるんだよ」(C氏)