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塩田武士さん<5>100冊の取材ノートは「小説のネタ」に

 2012年2月末に神戸新聞社を辞め、小説家一本になった。

「会社を辞める前、広告制作会社出身の石田衣良さんに会う機会があったので、『辞められたときに、どんな気持ちですか』と聞いたことがありました。『空が青かったね』と言われたんですよ。具体的なアドバイスを求めていたんですが……。で、実際に辞めた日は、文化生活部のみんなが『お疲れさま』って拍手してくれたんですが、部屋を出て振り返ったら、もう全員が仕事に戻ってました。『どれだけ人望ないのか』とがっくりきましたが、外に出たら、確かに空が青かったです」

 新聞記者時代に使った取材ノートと手帳は、合わせて100冊ほど。いまでも大切に保管している。

「ノートには取材タイトルと日付も記載しています。作家になった時に“この取材は面白かった”と読み返すためで、ノートを辞書みたいに使いたいと思ったんです。実際に読んでみると字が汚すぎて読めなくて、無駄な努力でしたが、いまでも3、4割は読めるので、あとは想像して楽しむようにしています」

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