地震で部屋が散乱…“正しい片づけ方”を危機管理のプロ指南

公開日: 更新日:

 震度7の大揺れで生活がガタガタになった北海道は、少しずつ日常生活を取り戻している。復旧は何よりだが、地震で部屋がメチャクチャになったときは、片付け方にコツがあるのをご存じか。実は、片付け方を誤ると、ケガをしたり、最悪の場合、命の危険もあるというのだ。危機管理アドバイザーで、「kipuka」代表の早川大(はじめ)氏に詳しく聞いた。

「例えば本棚が倒れたとき、本が棚に中途半端に残ったまま立てようとすると、残った本が飛び出してきて危ない。いったん外に全部出すのがコツ。その後、棚を戻すなら、余震に備えて必ず固定することです」

 簡単な固定の仕方は、本棚と床の間の手前側に折りたたんだ新聞紙(朝刊1日分)を差し込むこと。壁側に少し傾くことで、前に倒れにくくなるという。背の高い棚には応用できる。

「棚の上部と天井の間に突っ張り棒を入れて固定する場合、点ではなく、なるべく面で支えるように天井に薄い板をあてるといい。でも、一番のおすすめはL字形の金具。棚の天板と壁にあててネジで固定するのです」

最新のライフ記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    ドジャース佐々木朗希に向けられる“疑いの目”…逃げ癖ついたロッテ時代はチーム内で信頼されず

  2. 2

    ドジャース佐々木朗希の離脱は「オオカミ少年」の自業自得…ロッテ時代から繰り返した悪癖のツケ

  3. 3

    注目集まる「キャスター」後の永野芽郁の俳優人生…テレビ局が起用しづらい「業界内の暗黙ルール」とは

  4. 4

    柳田悠岐の戦線復帰に球団内外で「微妙な温度差」…ソフトBは決して歓迎ムードだけじゃない

  5. 5

    女子学院から東大文Ⅲに進んだ膳場貴子が“進振り”で医学部を目指したナゾ

  1. 6

    大阪万博“唯一の目玉”水上ショーもはや再開不能…レジオネラ菌が指針値の20倍から約50倍に!

  2. 7

    ローラの「田植え」素足だけでないもう1つのトバッチリ…“パソナ案件”ジローラモと同列扱いに

  3. 8

    ヤクルト高津監督「途中休養Xデー」が話題だが…球団関係者から聞こえる「意外な展望」

  4. 9

    “貧弱”佐々木朗希は今季絶望まである…右肩痛は原因不明でお手上げ、引退に追い込まれるケースも

  5. 10

    備蓄米報道でも連日登場…スーパー「アキダイ」はなぜテレビ局から重宝される?