豪雨や台風で注目も 大地震で「とにかく避難所へ」なぜNG

公開日: 更新日:

 避難所生活や車中泊だと、あまり動かず、足の静脈に血栓ができやすくなる。それが、何かのキッカケではがれて、肺の血管を詰まらせると、最悪の場合、命を落とす。いわゆるエコノミークラス症候群で、避難所生活を続けると、それが起こりやすいことが分かっている。

 災害の状況は毎回違う。台風の接近や上陸が予想されているときなどは、予防的に避難勧告が出されることはある。そういうケースは、勧告に従って避難した方がいいという。

「予防的に避難所で身を守るケースでは、避難するまで多少、時間的なゆとりがあります。持病の薬やお薬手帳、保険証、携帯電話とその充電器など身の回りのものを持っていくといい。水や毛布、食料は配布されることが多い。自分で用意しなければいけない身の回りのものを非常用持ち出し袋に入れて持って行くのです」(山村氏)

 万が一、避難するときは、“お客さん”ではなく、掃除や物資の配分などを手伝って役割分担することが大切だという。

最新のライフ記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    阿部巨人V逸の責任を取るのは二岡ヘッドだけか…杉内投手チーフコーチの手腕にも疑問の声

  2. 2

    渋野日向子に「ジャンボ尾崎に弟子入り」のススメ…国内3試合目は50人中ブービー終戦

  3. 3

    ソフトバンクは「一番得をした」…佐々木麟太郎の“損失見込み”を上回る好選定

  4. 4

    沢口靖子「絶対零度」が月9ワースト目前の“戦犯”はフジテレビ? 二匹目のドジョウ狙うも大誤算

  5. 5

    巨人・桑田二軍監督の電撃退団は“事実上のクビ”…真相は「優勝したのに国際部への異動を打診されていた」

  1. 6

    阪神「次の二軍監督」候補に挙がる2人の大物OB…人選の大前提は“藤川野球”にマッチすること

  2. 7

    国分太一が「世界くらべてみたら」の収録現場で見せていた“暴君ぶり”と“セクハラ発言”の闇

  3. 8

    恥辱まみれの高市外交… 「ノーベル平和賞推薦」でのトランプ媚びはアベ手法そのもの

  4. 9

    後藤真希と一緒の“8万円沖縄ツアー”に《安売りしすぎ》と心配の声…"透け写真集"バカ売れ中なのに

  5. 10

    沢口靖子も菅田将暉も大コケ不可避?フジテレビ秋ドラマ総崩れで局内戦々恐々…シニア狙いが外れた根深い事情