曽我和弘
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曽我和弘

大学卒業後、ゴルフ雑誌や米国医学雑誌の編集を経て、あまから手帖社に入社。一貫して雑誌畑を歩む。99年にクリエイターズ・ファクトリーを設立。食分野を中心に取材・執筆のほか、食文化の継承や食の流行を作ったりと多方面で活躍。JR大阪駅構内などの飲食店もプロデュース。駅ナカビジネスの仕掛け人とも呼ばれる。現在は大阪樟蔭女子大で講師も務め、関西食文化研究会座長でもある。

鮨よし田(和歌山・上富田)高級ネタ自慢の口熊野の寿司屋

公開日: 更新日:

 熊野詣での入り口にあたることから「口熊野」と呼ばれる上富田町。白浜駅から車で8分ほどのこの地に高級な寿司屋がお目見えした。

 以前から「若松家」を営んでいた吉田稔さんが「もっといい魚を使いたい」と一念発起し、店舗内にもうひとつの店「鮨 よし田」をつくってしまったのだ。これにより同じ寿司ジャンルでも庶民派の「若松家」と高級志向の「よし田」が同じ敷地に同居することになった。

「若松家は4000~6000円ぐらいの店。売価に合わせて商売するのが嫌になり、もっといい魚を使ってみたいと思うようになったんです」と吉田さん。そう思ったら仕入れ値を気にするのがストレスとなり、いっそのこと高級店も併設しようと、改装して「よし田」を設けたという。高級といってもそこは都会と違って、コースが1万2000円で食せる。この値段で上質の魚を使うなら車を走らせても高いとは思わないかも。

「鮨 よし田」はカウンター6席のみの店。2日前までに予約を入れれば利用できる。地元の港から足赤海老や鯖が送られてきており、紀州産が充実。遠方からの客には地元の魚で握りたいという。片や地の人には食べ飽きた魚種より地方の珍しいものを提供すべく、豊洲や地方漁港ともパイプを持って新鮮なものを引いていると話す。

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